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バブリー

こんにちは。バブリーです。

 

先日渋谷を歩いていたら「全然ギャルいないじゃん」ということに気がつきました。

 

ギャルカルチャー発祥の地・渋谷から本当にギャルは消えてしまったのか……。

 

我々は真相を暴くべく、渋谷に向かいました。

 

 

今回の調査員のご紹介。

 

ゆくるくん

たかねん

二人ともまだ本物のギャルに会ったことがないとのことで、写真の通りとてもワクワクした様子でした。

調査では「ギャルの自覚を持った本物のギャル」を見つけるために、

 

敢えてこちらからは声をかけないことをルールとしました。果たしてギャルに会えるのか?!

 

ゆくるくん「ギャル探してます〜!本物のギャル探してます〜〜〜!!!!」

….意外といけるタイプなんだゆくるくん、と内心思いながらもハチ公前でギャルを探すこと30分。

 

まあ全然見つからない。

 

ハチ公前がダメなら..と「ギャルの聖地 109」に向かいました。

 

最初は恥ずかしがっていた たかねんも、ギャルがいなくなった渋谷に憤りを感じたのか、やけくそに叫びます。

 

 

「ギャルいませんか〜〜??渋谷のギャルいませんか〜〜?」

 

渋谷の夜は混み合っているのにも関わらず、

我々の目の前からは人がモーゼの十戒のようにさーっと消えていきます。

 

それでもギャルを見つけたい一心で再びハチ公前へ。

 

「ギャルいませんか〜?ギャルいませんか〜?」

 

我々に向けられた視線はだいぶ冷たく、心が折れそうになったその時、

 

「俺ら元ギャルですよ!!!!」

元ギャルだと名乗る男性三人組が、この日初めて話しかけてくれました。

 

ゆくるくん:ありがとうございます!元ギャルということで「自分のここがギャルだった」と思うポイントってどこですか?

 

男性②:自分は、週3で日サロ行ってました。

 

みんな:おぉー(笑)

 

男性①:僕はギャル時代、色ペン何十本も集めてた(笑)

 

みんな:………….

 

ゆくるくん:………え、なんでですか?

 

男性①:中学校の時、なんかカラフルな方が良いかなと思って。ノートとか。僕たち田舎のギャルだから(笑)

 

ゆくるくん:あー!ギャルはカラフルが好きなんですね!

 

男性③:そうっすねー、僕はもう小学生ぐらいからほぼ海に行ってナンパしてました。

 

男性②:表情が陰キャやけん(笑)

 

男性①:(笑)(笑)

 

男性③:(インタビューが)声だけでよかった。

 

ゆくるくん:(笑)(笑) はい、ありがとうございます!

 

ゆくるくん:続いての質問。なぜギャルになったのですか?

 

男性①:あまり親の愛情を受けなかったからですかね。

 

みんな:そんな…….。

 

男性①:寂しかったんですよね。本当はいつも本当はお母さんにそばにいてほしかった。

 

でも、なかなかお母さんが自分のことを見てくれなかったから、多分、世の中に対して、というか周りに対して自分の存在を知ってほしくて。

 

ゆくるくん:自分の存在を見て欲しいからギャルになったと。なるほど、深いですね。

 

 

ゆくるくん:お兄さんは何かありますか?ギャルになった理由。

 

男性②ギャルになった理由…そこにギャルの先輩がいたから。

 

ギャルって実はすんごい寂しいんすよ(笑)僕の場合も親が相手にしてくれなくて、

 

でもギャルの先輩だけはマジで大事にしてくれて。マジ感謝って感じっす。

 

 

ゆくるくん:では最後に、ちょっと難しいかもしれないですけど、お兄さんたちにとって「ギャル」とは?

 

男性①:とぅとぅとぅとぅとぅーとぅ…(突然Progress曲を歌いだす)

 

男性③:やっぱ、夢をみることじゃないですかね。自分じゃない自分になれるっていうことですよね。

 

やっぱり肌の色も変えたり、化粧をしたり。僕らはなんか寂しさも紛らわすことができる。新しい自分に成ることができるって感じすかね。

    

男性②:なるほどなー。深い。

 

男性③:夢を見させてもらいました。ギャルに。

 

男性①:僕は…絶望であり希望。

 

みんな:おぉー!

 

男性①:(ギャルになる前)絶望を見てたんだけど…。ってか絶望に片足突っ込みながら、希望に踏み出したい。

 

そうやって自分を発信していくのがギャルっていう。未来を夢見て。

 

ゆくるくん:良い言葉ですね。なるほど。ちょっと分かった気がします。

 

男性①:僕の事分かってくれました?

 

ゆくるくん:すごい分かりました。(笑)

 

男性②:僕の場合は…ふるさとかな。やっぱ、ギャルは僕の帰る場所だなと思ってます。

 

男性①:だよね!

 

バブリー:たまに戻ったりもするんですか?

 

男性②:まあたまにね。寂しいなって思ったら。

 

ギャルって、みんな見た目って思ってると思うんですけど…。(拳で心臓をたたきながら)ハートなんすよ。

 

ゆくるくん:因みになんですけど、ギャルを辞めた理由って何かあるんですか?

 

男性③:あー、就職っすね。

 

男性陣:(笑)(笑)

 

 

男性③:会社員にならないと。

 

男性②:まっる(笑)

 

男性③:そろそろやばいなと思って。

 

バブリー:なるほどね

 

ゆくるくん:就職か。

男性①:僕は親泣かせられないなと思って。

 

親がきっかけでギャルになったんだけど、やっぱ僕は親を想ってたから。親が悲しむ姿を見たくないって。

 

ゆくるくん:ギャルのままではいられないと。

 

男性①:そうですね。

 

男性②:僕はまだギャルです。見た目がそうじゃなくなったのは、そうである必要が無くなったから。

 

気持ちだなって気づいたんだで。髪染めたりとか(肌)黒くしたりとか、そんな武装とかしなくても、「俺はここにいるよ!」って。

男性①:本質だね。

 

男性②:「俺はここにいるよ、お父さん、お母さん!!!!」って素直に言えるようになったからですかね(笑)

 

男性①:これは良いメディアになるよ。

 

バブリー:すごく良い記事が書けそうです。

 

ゆくるくん:ありがとうございました。

 

ギャルになったエピソードに思わず感動する一同。元ギャルだという男性三人組に深々とお礼をし、再びギャル探しを始めます。

 

 

 

「え!ギャル探してんの?ギャルってうちのことじゃない?!(笑)」

 

スタートから1時間30分、女性の二人組が話しかけてくれました。

ゆくるくん:まずひとつお聞きしたいんですが、ご自身にとってこれがギャルだなってポイントありますか?

 

女性A :ノリ!


ゆくるくん:おお、ノリって例えばどんな感じですか?ギャルの

 

女性A :場を盛り上げる

 

女性B :静かな事でも


ゆくるくん:それはヤンキーとは違うんですか?


女性A :違うよね

女性B :ヤンキーとギャルは違う!


ゆくるくん:その違いってなんですか?


女性A :法に触れるか触れないか、かな。ギャルは法に触れない程度で楽しむ。


ゆくるくん:お2人は今ご自身のことをギャルだと思ってますか?


女性A :私は一生ギャルです。

 


ゆくるくん:ちなみになんでギャルになったですか?理由みたいなのお聞きしても良いですか?


女性A :元々童顔がコンプレックスで、どんどんメーク濃くなっていきました。でもギャル界だったら全然薄い方ですけどね。

 

女性B :うちからしたら濃いけどね。

 

女性A :服装的に元々大人っぽいのが好きだったから、この顔じゃ合わないなと思って小学校からメイクをしていました。

 

見た目が近づきずらい感じなので、仲良くなるために自分から声をかけるようにしてます。

ゆくるくん:ギャルにとって大事なマインドってなんですか?

 

女性A :人を笑顔にさせること。

 

 

ゆくるくん:最後にちょっと難しいですけどギャルとはなんだと思いますか?

 

女性B :でも別になくない?


女性A :無くね?

 

二人共:それぞれだよね。

 

女性A :まじ人それぞれ、言っちゃえばみんなギャルだよね。

 

女性B :自分がギャルだと思えばギャル。


女性A :ギャルだと思えばギャル……最強!

 

バブリー:寒い中ありがとうございました!


女性A :全然寒くないです、ギャルなんで

 

ゆくるくん:ええww

 

女性A :ギャル寒くないです。


女性B :私は寒いです。

 

 

ギャルとはマインドだという彼女たちのエネルギーに、凍えた体が少しだけあたたかくなりました。

 

時刻は21時30分。ギャルに会えるまで帰れま10のルール的にはもう帰れるはずですが、もう少しだけ粘ります。

 

「ギャル探しています〜〜!ギャルさがs…!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

 

突然プラカードをもつゆくるくんに、女性が突撃してき

「私〜〜〜ギャルだよ〜〜〜〜♡」

 

 

ゆくるくん:ちなみにどこらへんがギャルだと思いますか?

 

女性 :私はおばさんギャルだと思う!

 

ゆくるくん:おばさんギャル……?

 

女性 :若さを捨てきれない事がギャルだと思います!昔からギャルなので、つけまつ毛とか今もつけてます!

 

ゆくるくん:そうだったんですね

 

ゆくるくん:ちなみになんでギャルになったんですか?理由とかありますか?

 

女性 :モテるから!!

 

ゆくるくん:ああ、モテるから、ギャルはモテるんですね!

 

女性 :ギャルはモテるよ! だから今日(澤井くんを)連れて帰ろって思ってるの!

 

ゆくるくん:僕をですか??

 

女性 :それで食べちゃおって思ってる!私じゃだめ?

 

ゆくるくん:僕は好きになった女性じゃないとダメなんです!

 

女性 :好きになってくれないの?ギャルはダメなの?おばさんギャルはダメ?

 

ゆくるくん:全然そんな事ないです(笑)インタビューが先です、良いですか?

 

男性 :なんだこれは、なんだこれは(笑)

 

ゆくるくん:ギャルの定義ってなんだと思いますか?

 

女性 :自分はギャルって思ったらギャルですよ!

 

ゆくるくん:おお!

 

女性 :(バブリーに向かって)ギャルなの?

 

バブリー:私はギャルではないです、ギャルが大好きなだけです(笑)

 

女性 :てか!ええ!手が冷たい!大丈夫?

 

バブリー:今日2時間ぐらい立ってて。

 

女性 :寒かった?

 

バブリー:やさしい。

 

ゆくるくん:やさしい。

 

 

ギャルの優しさに心救われた瞬間でした。

 

 

「さてそろそろ帰るか。」と話していると目の前になんと大人気Youtuber禁断ボーイズの田中さんが。

 

どうやら動画の撮影でたまたま渋谷にいらしていたようです。

田中さん:ギャル探してんの?俺はあのお尻とモモの間のよくわかんない線まで見せてるぐらいの短パンを履くのがギャルだと思ってる

 

みんな:(笑)(笑)

 

田中さん:あとはカラオケ行ったら大体足をソファの上にこうやって座る。

 

みんな:(笑)(笑)

田中さん:いないよなそんな人(笑)

 

田中さん:あとは蛍光ピンクの帽子かぶってる。

 

田中さん:でも最近ギャルいなくない?ギャルというギャル。

 

バブリー:そうですよね。本当いなくて。

 

田中さん:あ、でも最近おったんよ!ギャルだなと思って一緒に写真撮ってもらったんだけどらみんなこのポーズ

  田中さん:どこを写したいのよ(笑)という人はいた。


田中さん、ギャルにとても詳しかったです。

 

一時は「もしかしたらこれ今日帰れないかも。」と覚悟した我々でしたが。元ギャル男性を含めて今回総勢5名の本物のギャルにお会いすることができました。本当にありがとうございました。

 

どの方にも共通して言えるのは「ギャル特有のマインドを持っているかどうか」がギャルである要素の一つだということですね。

 

 

インタビューが終わったあと、疲れているはずなのに逆に元気になっていたような気がします。

 

ギャルがもつポジティブなエネルギーに触れたからでしょうか?

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