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ゆくる

どうもこんにちは、ライターのゆくるです。

 

皆さんは「ギャルカフェ」をご存知ですか?

今世の中には「〜カフェ」がたくさんありますよね。猫カフェ、うさぎカフェ、ふくろうカフェ、etc…どれも癒し系の動物がいるカフェですが、「ギャルカフェ」というのは文字通り本物の「ギャル」がいるカフェなんです!
最近では「THE・ギャル」という人がめっきり減ってきているので、本物のギャルと話せるのは貴重な機会。

ここは気になる!と思ったので、今回もギャルプロジェクトの長であるバブリーさんと共に実際に行ってみました!

ギャルカフェ10sionに突撃!!!

今回訪れたのは渋谷センター街を抜けたところにある

「ギャルカフェ テンション」

先日は渋谷の街でギャルを探すという企画を行いましたが、なかなか見つからず大苦戦。
けど今日は「行けば必ずギャルがいる」という安心感があって嬉しい…。
20時開店なのですがワクワクが止まらず30分も早く着いてしました(笑)

入れるかな?と思い、ノックをして少し中を覗いてみると、
ミーティングの真っ最中でした(笑)
もちろんまだ中には入れず。

早く入りたい気持ちを抑えつつ、外で待つことに…。
ワクワクするーー!

20時ジャスト、いざ潜入!!

店内は10席ほどで、カフェというよりバーといった感じです。明るい照明と南国チックな内装が可愛らしい。

敬語禁止が意外とむずかしい…

カウンターの正面には「敬語禁止」の文字が。
このお店では「お客様はトモダチ」という考え方で、店員さんとタメ口で気軽におしゃべりできるんです!
さっそくドリンクを注文してギャル店長の「あやてぃむ」さんとお話スタート!


あやてぃむさん:おはっぴ~!

ゆくる&バブリー:笑笑

バブリー:ゆくるくんは本物のギャルに会うのが今日が初めてなんですよ。

あやてぃむさん:でも確かに周りにギャルいないかも。

ブリー:いつからギャルなんですか?

あやてぃむさん:ちゃんとギャルになったのが17歳くらいなんだけど…そろそろ敬語やめよっか(笑)

バブリー:そうじゃん!(笑)慣れない…

あやてぃむさん:もう同窓会だと思って(笑)

ゆくる:(笑) 17歳でギャルになったきっかけってなんですか?

あやてぃむさん:んーでも、egg(ギャル雑誌)(URL:https://eggegg.jp/)がうちらの時代にはあって、あれが教科書だったから大きくなったらギャルになるもんだと思ってた。だからギャルになろうと思ってなったというよりあれを見て育ったからって感じかな。まあ、とりあえず乾杯しますか(笑)

ゆくる:そうですね!

あやてぃむさん:乾杯のとき、うちでは掛け声があって、「ちょりおつ!」って言うから、みんなもそう言ってね!行くよ?あたし本気で行くからね?

      「今日も元気に!ちょりおつ~~~~~!!!!!」

ゆくる&バブリー:ちょりおつ~!

あやてぃむさん:あたしの勝ち(笑)

ゆくる:想像の倍声がデカかった(笑)

あやてぃむさん:最近、年々声デカくなってるんだよね(笑)あと早口にもなってるから聞き取れなかったらごめんね(笑)

ゆくる:全然大丈夫です(笑)

ギャルは「自分を自分でハッピーにできる天才」

ゆくる:ところで、ギャルの良さってなんだと思う?

あやてぃむさん:良さかー。自分を自分でハッピーにできる天才だと思ってる。

ゆくる:おー良い言葉。

あやてぃむさん:それはすごい思う。

バブリー:もともとポジティブなの?

あやてぃむさん:あたしコンプレックス人間で。今もそうだけど。でも、自分が思う可愛いだけを追及してそれをずっとやっていったら自信ついてきて。多分、今私が思う「可愛い」って世間一般の男性が思う「可愛い」とは違うと思うんだけど、自分で可愛いと思っていることをやってるから、楽しいし自信になる。だったらそれで人生ハッピーじゃん?

バブリー:すごーい!

あやてぃむさん:でもギャルはみんなそうやって生きてるんだと思う。あたしの独断と偏見だけど。

ゆくる:なるほどー。その考えはどうやって生まれたんですか?

あやてぃむさん:んー…でもスーパーネガティブだったからこそ、そこから抜け出したいと思って頑張ってって感じかな。…すごい、なんか真面目に聞くのやめてー、緊張しちゃう(笑)こんなこと話したの初めて(笑)

ゆくる:(笑)(笑)


 

こういった(真面目な?)話をお客さんとすることはないらしく、少し照れながらもお話してくれました。








「自分が好きな自分になる」10sionへ行ってみての感想。

10sionのみなさんはとっても元気でポジティブな方々でした! しかしその裏側には「自分が好きな自分になる」ための惜しみない努力があることを知りました。

現在多くの人が「自分が好きな自分」ではなく「他人から好かれる自分」に重きを置いているように感じます。もちろんそれは悪いことではないし、人から好かれるために努力することは必要だと思います。

でもみなさん、他人の目を気にしてしまい「自分が好きな自分」をおろそかにしていないでしょうか?周りに流されず、心から好きだと思える自分になっているでしょうか?

「自分が好きな自分になることが大切」

このテーマは、価値観が多様化し情報過多な今の世の中だからこそ真摯に向き合うべきことだと思います。いや、実際はもっと前からこのテーマの重要性は考えられてきたはず。しかし、それを体現できている人はまだまだ少ないと感じます。10sionで出会った。あやてぃむさんは会話の中でこうおっしゃっていました。

「将来のために今やっていることを楽しめていないのなら、それは本当はやりたくないことなんじゃない?そういうときはとりあえず、今楽しいと思えることをしなよ。」

なんだか生きることの本質を突かれた気がします。こういうことをズバッて言える人ってなかなかいませんよね。シンプルに「かっこいい…」って思いました…。

ギャルカフェに来られる方は多種多様で、大学生も来れば65歳のおじいちゃんも来るのだとか。その方達もきっと、このお店に来れば元気になれることを知って毎回元気になりたくて来ているのでしょう。

 

ギャルカフェ 10sion。
そこはまさに元気を与えてくれるオアシスでした!10sionの店員の皆様、ご協力ありがとうございました!
皆様も是非一度、元気をもらいに行ってみてください!








<店舗情報>

ギャルカフェ 10sion
営業時間:20:00〜翌5:00 L.O.4:00
休業日  : 年中無休(年末年始をのぞく、臨時休業あり)TEL:03-6416-0419(受付:20:00〜翌5:00)
住所:東京都渋谷区宇田川町13-9 KN渋谷2ビル7F
URL:https://www.galcafe.tokyo/

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こんにちは、ライターのゆくるです。

 

突然ですが、皆さんは最近「ギャル」を見たことがあるでしょうか?  

「あんまり見ないかも」「いやいや、結構いるぞ」と様々な意見が飛び交いそうですが、ルーズソックスをはいたりガングロに金髪といった、いわゆる「ギャル」と呼ばれる人達を見かけることは少なくなったのではないでしょうか?

ここ数年、アイドル人気の時代が続き、ギャルはいつしか街から姿を消してしまっています…。

その派手な見た目からアウトローな印象を抱かれがちなギャルですが、「自分を好きと言える強さ」「周りに流されない己の強さ」といったギャルのマインドは今の社会に足りないことではないでしょうか?

そのマインドを世の中に蘇らせたい私達としては、その象徴的なギャルが居なくなっていくのはとても寂しいものです…。

 

ところで、象徴的なギャルと言えばあなたは誰を思い浮かべるでしょうか。

きっとそれぞれ「この人こそギャル!」と思い浮かべる人物像は違うはず。

ということで、気になったので街頭インタビューを試みてみました!




いざ、渋谷へ…聞き込み開始!

今回はこのプロジェクトの長であるバブリーさんと共に調査を行っていきます。

バブリーさん

 

平日ど真ん中水曜日の夜、しかも新型コロナウイルスの影響で「街にあまり人がいないのでは?」と心配でしたが、渋谷は相変わらずたくさんの人で溢れています。

ということでさっそく調査開始!

しっかりマスクをしてコロナ対策をしながら臨みます。

 

たくさんインタビューをしていくとあることに気づきました。

「…なんだか、いつにもまして若者が多い気がする。」

春休みや学校が休校ということもあって暇を持て余した若者達が渋谷に集まってきているのでしょうか?

 

そうこう考えていると、ある男子三人組が目に留まり話しかけてみました。

ゆくる:こんばんは。今「ギャル」について調査を行っているのですが、少しお話聞いてもいいですか?

男子三人組:ああ、いいですよー。

ゆくる:ありがとうございます!ギャルと聞いて、思い浮かぶ人は誰ですか?

男子①:んー、ゆきぽよかな。

男子②:あ、分かる、俺もゆきぽよだな。

ゆくる:お、2人は一緒ですか。ゆきぽよさんのどこらへんがギャルっぽいと思いますか?

男子①:えーー、TVとか見てて、昔の話とか彼氏の話とか聞くとそうなんかなって。

ゆくる:他に例えば言葉や発言とかでギャルっぽいと思ったことはありますか?

男子①:やっぱ基本テンション高い。

男子②:ノリよさそう。

ゆくる:たしかにそこは1つ特徴ですよね。お兄さんはどうですか?

男子③:俺はゆうちゃみ。

ゆくる:ん?ゆうちゃみ、ですか?すみません、僕の勉強不足で申し訳ないのですがどういった方でしょうか?

男子③:ゆうちゃみはモデルさんでめちゃくちゃ可愛いんですよ!

バブリー:えーそうなんだ。ゆうちゃみさんはギャルなんですか?

男子③:見た目がギャルっぽい。調べると…こんな感じ(写真を見せてくれる)

バブリー:あー!可愛い!めちゃ可愛いですね。(プロフィールを見て)あ、大阪出身なんですね。

男子③:はい、大阪の方です。やっぱ関西弁でギャルの雰囲気も出てて。

バブリー:因みに大阪から来られたんですか?

男子一同:はい。

バブリー:どうですか?大阪ってギャルいますか?

男子③:いますけど、東京の方が多いように感じますね。

バブリー:あ、そうなんだ。

男子③:どこ行ってもいっるってかんじ。

男子②:大阪は道頓堀とかそっち側じゃない?

男子③:そう、大阪繫華街とか行けばいるんすけど、東京はまあ何でもないところにいるイメージ。

バブリー:(笑笑)今日はどこで見ましたか?

男子③:渋谷はもちろんそうだし、原宿とか新宿とかでも。

男子②:意外と銀座とか落ち着いたとこでもギャルはいるイメージ。

ゆくる:なるほど、なるほど。ですが、今ギャルは減りつつあるんですけど、それについてはどう思いますか?

男子①:あーーどうだろう…実際に肌で感じてないんで…。

男子②:でも、やっぱちょっとイタイなとは思うかも。

男子③:もうちょっと落ち着いたらいいのになーとは思うな。

男子③:僕ら18歳なんですけど、同世代の子とか年下で金髪にしてピアスあけたりしてるのを見るとちょっと…

男子①:(自分たちの周りには)真面目っ子か多いんで、怖いかなみたいな。

ゆくる:それは10代の貴重な生の意見ですね。どうも、ありがとうございました!

フレッシュな10代の意見を聞けて嬉しく思い、その後もガンガン調査を行っていきました。

 

 

 

次は40,50代の方にもお話を聞きたいと思っていたのですが…。

おじさん達が全然いない…!

ここ最近、若者の街から大人の街へ変わりつつある渋谷ですが、この日はいつにもまして若者で溢れ、ほろ酔い加減のおじさん達にお話を聞くことはできませんでした…。

街頭インタビューって難しい…。

ともかく、その後も調査を続けなんとか各世代にインタビューすることはできました。

果たして各世代が思うギャルとは誰なのでしょうか?

 

 

インタビュー結果発表~!!

10代 

1位:みちょぱ〔5票〕 2位:ゆきぽよ〔4票〕 3位:ギャル曽根〔2票〕 4位:ローラ、伊藤桃、ゆうちゃみ〔1票〕

20代 

1位:ゆきぽよ〔4票〕 2位:みちょぱ〔2票〕 3位:ちゃんみな、若槻千夏、アヴちゃん(女王蜂)〔1票〕

30代 

1位:安室奈美恵〔5票〕 2位:浜崎あゆみ〔4票〕 3位:ブリテリちゃん(3票)

40,50代 

1位:ギャル曽根〔4票〕 2位:工藤静香、安室奈美恵、飯島愛、ブリトニー・スピアーズ〔1票〕 (※敬称略)

という結果になりました!

 

10代,20代はみちょぱさん、ゆきぽよさんの名前が、30代以上は安室奈美恵さんの名前が多くあがりました。

 

ここで1つ気付いたことが。

それは、「どの世代の人達も、自分と同じ世代のギャルをイメージする」ということ。

一見当たり前のようにも思えますが、考えてみたら不思議です。安室奈美恵さんは、若者からしたらギャルというより歌姫というイメージがあるのでその名前が出なくても違和感はありません。

しかし、みちょぱさんやゆきぽよさんは現在TVでよく見ますから、30代,40代の方がその名前を言ってもおかしくないはず。

なのに誰一人2人の名前を言う人はいませんでした。

これは面白い。

もしかしたら、「ギャル」というのは各世代の「異端の代表」なのかもしれません。

彼女達のことを「イタイ」とか「パリピ」とかと思っていたとしても、心のどこかで同世代の彼女達の見えない「何か」に惹かれ、知らないうちにイメージに焼き付いている。

だから「ギャルと言えば誰?」と聞かれたときに、パッと同世代の彼女達の名前が出てくるのかも知れません。

その見えない「何か」というのはもしかしたら、彼女達の「己を貫く強い意志」だったりするのかもしれませんね。

 

 

ギャルって奥が深い…

まだまだ調査は必要なようですが、インタビューをしていて感じたのはギャルアイコンである彼女達と街にいるギャル達のイメージの差。

芸能人のギャルを答えるときは明るい雰囲気で「可愛い!」とか「ノリが良い!」などをおっしゃるのですが、街中にいるギャルについては印象が良くないようです。

たしかに、マナーがよろしくないギャルもいますが、それはギャルじゃなくても同じようにマナーの悪い人はいます。

逆を言えばギャルの中にも良識のある人はいるはず。

 

「ギャル」というメガネをかけかえてみると、可愛いや非常識といった見方からは分からなかったものが見えてくるかもしれません…。

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